鑑定士と顔のない依頼人

いろいろ観たいものあったけど、友達が「おもしろかった」と絶賛してたのでこれにしました。

 公式サイト


ネタバレありの感想。

物語の始まりは、ある鑑定依頼。引き受けたのは、天才的鑑定眼をもち、世界中の美術品を仕切る一流オークショニア、ヴァージル・オールドマン。それは、資産家の両親が亡くなり、屋敷に遺された絵画や家具を査定してほしいという若い女性からの、ごくありふれた依頼のはずだった。ところが──依頼人は嘘の口実を重ねて決して姿を現さない。ヴァージルは不審を抱きながらも、断ることが出来ない。なぜならその屋敷の床に、もしそれが本物なら歴史的発見となる、ある美術品の“一部”が転がっていたのだ。果たして奇妙な鑑定依頼の本当の目的とは──?


展開が読めないストーリーで、伏線がいっぱい張られてて、「見逃したらあかん!」って注意してたつもりなんだけど、いろいろ見逃してたんだろうな。
ロバートはあやしいと思ってたけど、まさか「全部ウソだったんだぜ」なんてことになるとは。
ヴァージルがコレクションを持って行かれてからの展開。「この映画、どうやって終わらせるの?」って思ってたらそう来たか。
ヴァージルにとって、クレア(偽物)と過ごした時間は、かけがえのない美術品だってことなのかな?
クレアの話、全部ウソだったのにプラハのカフェの話だけは本当だったのがすごい。
「結末を知ったらもう一度。リピーターキャンペーン」とかやってるけど、京都の上映は30日まで。
DVD出たらもう一回観ていろいろ確かめなきゃ。