メレンゲ acoustic session 2011@京都府庁旧本館

これ書いているのは2月26日。
うまくまとめられなくて書いては消してまた書いて。
でもあの日から毎日いろんなことを思い出してはニヤニヤしたりため息ついたりしてます。
どこをきりとっても本当にステキな一日となりました。
重要文化財京都府庁旧本館でライブを見るのは2回目です。
前に見たのは2年前のECHO TOURというイベントでの無料ライブ。
「あのレトロな天井とフカフカの絨毯の部屋でメレンゲのライブが見れる!」ってことでずーっと楽しみにしてた。
予約番号順に並んでいよいよ開場。入口のドアとステージ。

客席はイスが並んでいました。数えたら126席ぐらいだったかな?
オレンジ色の柔らかな灯りの下、ちょっと緊張しながら開演を待つ。
メンバーはステージと反対側の後ろの扉から客席の真ん中を通って登場。


 セットリスト
 01.バスを待っている僕ら
 02.春雨の午後
 03.二つの雨
 04.underworld
 05.ルゥリィ
 06.彼女に似合う服
 07.タイムマシーンについて
 08.東京
 09.ライト
 10.ヘビ坂
 11.火の鳥
 EN.
 12.匂い玉
 13.初恋サンセット

演奏が始まった瞬間、やさしさに包まれた。音の響きがすごくやわらかで高い天井から降り注いでくる感じ。演奏する側にも聴く側にも漂っていた適度な緊張。ライブがすすむにつれてそれがほぐれていった。あの音はどんなに凄腕のPAさんでも他の場所では出せない音。あの場所でしか出せない音。
ツヨシくんが、「リバーブ感がすごいね」って言って、クボくんに「"リバーブ"ってカタカナつかった時点でアウト」ってダメ出しされてた。(笑)
私が座った場所からはほとんどツヨシくんしか見えなかったけど、もうあの音に包まれていられるだけで何も望むことはないと思った。
メレンゲさんたちは関西で3夜連続のライブ。その合間に深夜(っていうか早朝)のラジオ出演。疲れがたまってたと思うけど、そんなこと感じさせないぐらいステキな演奏でした。特にクボくんの声!!!ツンってとがったメレンゲみたいだったよ。フワフワやさしくて力強い。

この夜、かかった魔法を忘れないように書き残しておく。
 ・この日は春みたいにポカポカした日。「春雨の午後」が聴けたらな〜って思ってたら願いが叶った。
 ・アコースティックの「underworld」は後半の疾走感がすごかった。
 ・なぜかMCでロストの海北くんの名前が出て、クボくんが「失われた時間を、、、」って言ってみたりして。
 ・「東京」の時、「まさか"京都"って歌ったりしないよね」と思ってたら、歌いました!「ここは京都〜♪」みんなびっくりして拍手が起ってステージも客席も照れ笑い。
 ・アルバム「アポリア」は自信作なのでみんな8枚ずつ買うように!
 ・本編最後の「火の鳥」私はイントロからずーっとトリハダ立ちっぱなし。泣いてる人もたくさんいた。
 ・「匂い玉」はみんなで手拍子して楽しかったな。終わってからツヨシくんが「みんなでひとつになれたね!」って言ってクボくんに「そういうキャラちゃうやろ」って突っ込まれててまた笑って。
 ・「初恋サンセット」を聴きながら土曜日に見た飛行機雲を思い出して、この曲が終わったらシンデレラの舞踏会は終わるんだなーって思ってせつなくなった。

舞踏会は終わったけど、かかった魔法はずっととけない。


またこの場所で会いたいな。会えたらいいな。