京都音楽博覧会 IN 梅小路公園

小田和正/10-FEET/石川さゆり/フジファブリック/細野晴臣/マイア・ヒラサワ/斉藤和義/くるり

5年目の音博。私は1回目、4回目に続き3回目の参加。
今年もご厚意に甘えて特等席で観覧。台風が去った秋晴れの空の下、シートの上でのんびり1日満喫しました。


くるりのお二人の開会宣言でスタート。ふたりともボーダーのTシャツ着てて笑っちゃった。(偶然なのかな?合わせたのかな?)
ステージには「ばらの花」のPV繋がりで小名浜の復興を支援する大漁旗が掲げられていました。

小田和正
音博では必ず雨を連れてくる小田さん(笑)
快晴の空の下、1曲目「東京の空の下」で一気に引き込まれた。
で、いきなり豪華セッションが始まって、細野さんまで出て来て(細野さんもボーダー!)、「みなさんまた来年!」みたいな盛り上がり(笑)


1. 東京の空
2. 恋は大騒ぎ(w/くるり岸田&佐藤&田中、フジファブリック山内総一郎、bobo)
3. 風をあつめて(w/くるり岸田&佐藤&田中、フジファブリック山内総一郎、bobo、細野晴臣
4. たしかなこと


10-FEET
アコースティックな10-FEETって想像できなかったけど、自虐的MCをはさみつつ、とても楽しいステージでした。
ゲストでつじあやのちゃん登場。あやのちゃんもボーダーだった。(笑)
10-FEETのみなさんは、「元気がない」とか「姿勢が悪い」とかあやのちゃんに叱られるそうです。
アコースティックだけどみんなでタオルぐるぐる。(タオルうまく回せない私は見てただけ。でも楽しかった。)

1. SHOES
2. RIVER
3. LOODY(w/つじあやの
4. recollection(w/つじあやの
5. 1.sec


石川さゆり
「ウィスキーがお好きでしょ♪」っていきなり始まった。うすーいクリーム色に緑の葉の模様のお着物姿のさゆりさん。
生歌初体験。超感動しました。1コーラス終わると沸き起こる大きな拍手。存在感ありますね。
おしゃべりもお上手で、お客さんのリクエストに応えてリハしてない「天城超え」を歌ってくれる懐の深さ。
「朝声」が心にしみました。

1. ウイスキーがお好きでしょ
2. 津軽海峡・冬景色
3. 緑のふるさと
4. 転がる石
5. 天城越え
6. 朝花


フジファブリック
アルバム「STAR」発売したばかりのフジファブリック。メンバー3人+ドラムboboさん。ボーカルは総くんだけど、鳴っている音はしっかりフジファブリック。総くんのMCが硬いんですけど(笑)
「ECHO」はくるりのツアーに参加している時に、アンコールで岸田くんに「なんかやれ」って言われて歌った曲だそうです。
歩きだしたフジファブリックの力強さを感じました。

1. MUSIC
2. STAR
3. 水飴と綿飴
4. 虹
5. ECHO

細野晴臣
とりとめのないMCとやさしい歌。最後くるりとセッション。1曲飛ばしちゃったらしいけど、「暑いからいいじゃないか」って飛ばしたままで終了。スチールギターの音、初めて生で聴いた。すごくステキでした。

1. 恋は桃色
2. Ramama
3. Radio Activity
4. Lonesome Road Movie
5. Hong Kong Blues
6. Roochoo Gumbo(w/くるり)


マイア・ヒラサワ
前半はトイレの行列に並んでました。MTWBで見た時と同じ編成かな?日本語のMCお上手。
最後、九州新幹線のCMの曲でみんなで手拍子。

1. The Wrong Way
2. HUSH NOW
3. 太陽
4. It Doesn’t Stop
5. Fragile
6. 丘の上で
7. Star Again
8. Boom!


斉藤和義
ひとりで弾き語り。USTでは何回もお目にかかってますが(笑)、生せっちゃんお久しぶりです。
「小田さんとは、昔一緒に野球の試合やったことがあって、楽屋でその話したらやっぱり忘れられてた」そうです。
「ずっと好きだった」から続けて「ずっとウソだった」
「ずっとウソだった」をライブで聴いたの初めてで、なんかドキドキハラハラしちゃった。お客さんはここが一番の盛り上がりだったのかな?個人的には、その前の「ウサギとカメ」が良かった。静かな怒りが込められた曲。ゾクゾクしました。
原発ソングのあと、「歌うたい〜」でしめるところがせっちゃんらしい。
あ、この日はNHKのカメラが入っていて(後日放送されるらしい)、「ずっとウソだった」の後、「NHKさん放送してくださいね」って言ってました。

1. アゲハ
2. 空に星が綺麗
3. ウサギとカメ(新曲)
4. ずっと好きだった
5. ずっとウソだった
6.歌うたいのバラッド


くるり
くるりの5人+高田漣さん、boboさんという豪華アコースティック編成。
くるりの新メンバーさんは、いろんな楽器ができちゃうんですねぇ。
5人のくるりで初めて作ったという曲では、省念くんもボーカルとってました。
「京都の大学生」の京都弁の歌詞がめっちゃ好き!
最後、出演アーティスト勢ぞろいで豪華セッション。
TAKUMAくんは大きな蝶ネクタイしてた。せっちゃんもギター持って登場。
スクリーンに映るみなさんの表情、ステキでした。
演奏終わって、セッションメンバー一列に並んで手をつないでご挨拶。
音楽って素晴らしい!
(欲張りな企みしてたけど、最後まで残って正解だった。)

1. 奇跡
2. 旅の途中
3. 砂の星
4. BABY I LOVE YOU
5. 京都の大学生
6. いっぽ
7. バンドワゴン
8. 鹿児島おはら節
9. ブレーメン
10. 宿はなし
11. リバー
(w/TAKUMA(10-FEET)、フジファブリック細野晴臣、マイア ヒラサワ、斉藤和義


毎回思うけど、ステージから音博の1日を振り返ってお礼を言う岸田くんは本当にいい顔してる。あの顔、今年も見れて良かったです。
5年目と言う区切りだし、出演アーティストも今までの集大成みたいな感じだったし、芝生広場の横には圧迫感のある水族館ができちゃうし、「今年で最後です」って言われたらどうしようかと思ってました。
とりあえず「最後!」って発言はなかったし、「今年もやろうか迷ってた」らしいけど、きっとまた来年あの場所で音楽の素晴らしさを感じられることを信じてます。(水族館がOPENしたらあのあたりの雰囲気がどうなるのかちょっと心配だけど、、、)


セットリストはすべてこちらから。
http://ro69.jp/live/detail/58043