永遠の僕たち
「ミルク」「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」のガス・バン・サント監督が、死にとらわれた若者たちの愛と再生を描いた青春映画。交通事故で両親を亡くし臨死体験をした少年イーノックは、それ以来、自分だけに見える死の世界から来た青年ヒロシを話し相手に生きてきた。そんなある日、イーノックは難病で余命3カ月を宣告された少女アナベルと出会い、ヒロシが見守る中、残された時間を過ごす2人は輝きを取り戻していくが……。主演は故デニス・ホッパーの息子ヘンリー・ホッパー。相手役のアナベルは「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカが務め、主人公のただ1人の友人ヒロシ役で加瀬亮が出演する。
今年最後に見た映画にして今年見た中で一番好きな作品になったかもしれない。余韻がじわーっと残る映画でした。
音楽もストーリーも風景も全部私のストライクゾーンど真ん中。
イーノック役のヘンリー・ホッパー、アナベル役のミア・ワシコウスカの二人がはまり役でした。
そして加瀬亮！とても重要な役でした。英語のセリフも違和感なかった。
死と向き合うことがテーマだけど、ラストシーンには希望が見える。愛する人ときちんとお別れすることで、イーノックはアナベルとの思い出を抱きしめながら、生きて行くことができるんだ。とても繊細なラブストーリーでした。
ラストシーンのイーノックのやさしい笑顔。涙がつーっとこぼれました。
あとイーノックとアナベルのキスシーンがとても印象的だった。相手のことを好き。大切に思ってる。愛しいって思ってる。そんな気持ちが伝わって来る、チュッっていうピュアで美しいキス。
それからミア・ワシコウスカのベリーショートが超キュート!!
もう1回見たいなぁ。それからDVDも買おう。
