メレンゲ「星めぐりの夜」@日比谷野外音楽堂

5月30日に10周年のバースデーを迎えたメレンゲ。このライブ、発表されたのはたしか去年の10月だったかなぁ。
チケットを手にするまでは、実感わかなかったけど、ついにこの日が来たんだなぁ。

ちょっと前の週間予報では傘のマークが出てたりしてたけど、日中は太陽も出て、暑いぐらいのお天気。だんだん曇って来たけど雨降らなかった!!
みんなの願いが届いたんだね。


グッズ先行販売が始まった後ぐらいに野音に到着。リハの音を聴きながら、「1曲目は何だろうねー」なんてドキドキしながら待ってました。
開場時間の30分ぐらい前までリハーサル続いてた。
予定時刻より少し遅れて開演。SE(glider)が流れてメンバー登場。暖かい拍手が鳴り響きました。

10年の軌跡がいっぱいつまったセットリスト。「あの曲が聴きたかった」って気持はなくて、「あれもこれも聴けて良かった」って思えた。
あいにくの曇り空だったけど、時間の流れで変わる空と景色を考えた曲順だったと思う。空はオレンジ色にならなかったし、星も月の光も見えなかったけど、ステージの照明が、演出が、なによりメレンゲが鳴らす音楽が、すべてを見せてくれました。
キラキラテープの演出、空から星が降ってくるみたいだった。手を伸ばして星をつかんだ気分。

「初恋サンセット」〜「きらめく世界」の流れがすばらしかったなぁ。さえぎるもののない空間でどこまでも広がるクボくんの声。
発売されたばかりのアルバム「ミュージックシーン」の曲達はどれもライブ映えする曲でした。「ロックバンドじゃないけど生き残ってます」ってクボくんは言ってたけど、そんなことない!!

野音でちょっとよそゆきな演出の「星めぐりの夜」。だけどクボくんのMCはいつもと同じでした。着地点はどこなのかとドキドキする(笑)
ツヨシくんのフォローがないとね!
「大丈夫だぜー」とかワイルドになりきれてなかったりとか、「バンドを長く続ける秘訣は、、、、″女をとりあったことがないこと″」だそうです。

ヤマちゃんは途中で泣きそうになったそうです。「影のリーダー」ってクボくんに紹介されてた。
「落雷〜」のドラムいつ聴いてもかっこいいと思う。ゴロゴロ本当に雷が鳴ってるみたいだもん。
それからツヨシくんもとても楽しそうに、時に激しくベースを弾いてました。時々メンバーで顔見合わせて交わす笑顔にグッと来た。

「やめようと思ったこともあったけど続けてきて良かった」「これからもみんなにいろんな景色を見せたい」と言ってくれたクボくん。
ありがとうの気持ちでいっぱいです。次の約束があるって本当にステキなこと。
アンコールの後、ステージに一列に並んで手をつないで挨拶。手を挙げるタイミングが不揃いだったところ、メレンゲらしいなーって思いました。

それから自称天才のクボくんは「もっと売れたい」とも言ってたな。
終演後、友達と軽く打ち上がりながら、「どうやったら売れるか?」って真剣に考えてみたりしました。(笑)

 SE.glider
 01.フクロウの恋
 02.チーコ
 03.ラララ
 04.クラシック
 05.匂い玉
 06.アオバ
 07.8月、落雷のストーリー
 08.声
 09.午後の海
 10.初恋サンセット
 11.すみか
 12.きらめく世界
 13.旅人
 14.ムーンライト
 15.ミュージックシーン
 16.バンドワゴン
 17.ビスケット
 18.カッシーニ
 19.火の鳥
 EN.
 20.まぶしい朝
 21.アルカディア
 22.夕凪


これは別の日の夕方の空。「初恋サンセット」はこんな空の下で聴きたかったなぁ。