「横道世之介」先行プレミア上映会
沖田監督x高良健吾で映画化されるって発表されてからすぐに原作読んで、世之介の虜になって(笑)、その後発表されたキャストも私好みだし、公開をずっとずっと楽しみにしてました。
大阪ステーションシネマ、スクリーンも大きくて、すごく広いところだった。
私の席は真ん中ではなかったけど前から3列目で、ステージ結構近かったです。
上映前に主演のお二人登場。高良くんは紺のスーツに白いシャツ。ネクタイじゃなくて赤いアクセサリーをつけてました。
吉高ちゃん、めっちゃかわいかった。笑顔がキュート!高良くんはちょっと表情が硬かったけど、吉高ちゃんにつられて時々笑顔も見せてくれました。顔めっちゃちっちゃくってステキやったわー。あとインタビュー受ける時、じっと立ってられないみたいで、片足を前に突き出してみたりする様子がおもしろかった。
舞台挨拶の様子はこちらをどうぞ。
観終わったあと、ホクホクした気持ちになれる。絶対観た方がいいと思います。
2月23日全国ロードショー。公開されたら絶対また行く。
以下、ネタバレありの映画の感想ちょっとだけ。
原作のエピソード、結構忠実に描かれてた。結末が変わってるエピソードもあったけど。
「世之介を高良くんって男前過ぎじゃない?」と思ってたけど、ぜーんぜん大丈夫!こういう普通の青年を演じる高良健吾が好きです。
世之介を取り巻く人達、中でも加藤との絡みが原作でもとても好きだったんだけど、映画では加藤を演じてるのが綾野くんで、これもとても楽しみにしてました。期待を裏切らない演技でした。
他の役者さんもみんなステキ。
世之介を取り巻く人、憎めなくて愛すべき人たち。スクリーンのなかで生き生きしてました。一緒に世之介について語り明かしたい。
2時間40分、ずっとくすくす笑ってた。他のお客さんもみんな笑ってた。でも時々泣きそうにもなった。
大好きなシーン、いっぱいありました。
・夜の公園で加藤がカミングアウトした時のスイカを分けるシーン。綾野くんも高良くんも素で笑ってたよね?
・夜の浜辺、クリスマスの雪、写真を包んだ紙
・倉持の赤ちゃんが生まれた日に公衆電話から実家に電話するシーン、泣けたわー。
・恥ずかしそうにカーテンにかくれる祥子ちゃん、それから病院のお手伝いさんのシーンも好き。
・祥子を見送ったあと、世之介が写真を撮るところも。
監督と、役者さんと、この映画に関わった人すべてにありがとうって言いたい。
そしてたくさんの人に観て欲しいと思います。
原作は文庫本にもなっているので、こちらもぜひ!
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/11/09
- メディア: 文庫
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (44件) を見る