斉藤“弾き語り”和義ライブツアー2009≫2010 十二月in大阪城ホール〜月が昇れば 弾き語る〜

昨日のショックをひきずりながら大阪へ向かう。
十二月にしては暖かい日。おだやかな空。「この電車に乗ろう」って自分が言ったくせに時間間違って友達を待たせてしまった。

友達とお茶してから大阪城ホールへ。
私の席はアリーナのちょうど真ん中あたり。ステージはすごく凝ったセットが組まれてました。
海辺にあるせっちゃんのお家ってシチュエーション。
ドアがあって、階段があって、ギターケースがあって、もちろんギターがたくさんあって。
それからソファにランプシェード。2階のベランダには洗濯物(Tシャツ)が1枚ゆれてた。

さて、客電がおちていよいよライブスタート。
長文注意。


ステージの両サイドにあるスクリーンに映像が映しだされた。せっちゃんが新大阪に到着するところから。そのあと大阪のあちこちを観光。海遊館行ったり、新世界行ったり、そこで大人な看板(謎)を写メったり、お好み焼き食べたり、大阪城行ったり。
で、大阪城ホールのたどりついて、いよいよステージにせっちゃん登場!

セットのドアから入って来ました。コート着て帽子かぶってる。
ステージ中央まで来て、帽子とコート脱いでソファに置いた。
チェックのシャツにジーンズでした。
せっちゃん、おかえりなさい。

セットリスト

01.虹
02.ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー
03.進め なまめもの
04.やぁ 無情
05.寒い冬だから
06.ねぇ、運転手さん

07.かすみ草
08.ドライブ

09.映画監督
10.愛の灯
11.わすれもの

12.バカにすんなよ!

13.男節
14.ワッフル ワンダフル
15.ハミングバード
16.空に星が綺麗

17.彼女は言った

18.Summer days
19.BAD TIME BLUS
20.ベリーベリーストロング
21.I Love Me
22.COME ON!
23.歩いて帰ろう
24.天国の月

EN.1
25.歌うたいのバラッド
26.アゲハ

EN.2
27.アンコール

せっちゃんのお家をイメージしたセットとその背景がとてもステキだった。
花火が上がったり雪が降ったり雨が降ったり。満月、三日月、赤い月、それから流れ星。
夜の空、昼間のおだやかな空、それから茜色の空。

01〜06はリビングでイスに座って。
「虹」の時、白いネコがお家の横を歩いてた。「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー 」の前には下ネタのコール&レスポンス強要(笑)「モミモミ」とか絶対ムリです!
そして冬にピッタリな曲、「寒い夜だから」は最後にひとりでエッチなお芝居してました。大阪城ホールだけど、ステージの上はせっちゃんのお家だからそれでいいのか(笑)

07は青空の砂浜、08は夕方から夜の砂浜。足元にはたき火。
うわーん。2曲とも大好き!海辺でこれを歌うってなんてステキな演出。

09〜11は楽器部屋をイメージしたところで、キーボード弾き語り。
この3曲も良かったなぁ。打ち込みを入れた「わすれもの」が迫力あった。

12はリビングに戻ってギター。このスライドギターがものすごーーーーーーーーーーーくステキでした。
スクリーンに移る指先に見とれてた。あんな風に私のことも触って欲しい(うわー、イタタタタ)
「ばかやろう」のつぶやきは、
 ・ゆ○おちゃんがお母さんにお小遣いおねだりするお話
 ・1週間逃げないとシャ○が抜けないピ!なお話
 ・大学受験で大阪に初めて来た時、御堂筋を"みどうきん"って読んで駅員さんに笑われた話。(これたしか前も言ってた)
 ・関学の学祭に出た時、学生用トイレに入ってたら「今日のライブ、山崎和義だっけ?」って言われた話
などなど、、、

この後、せっちゃんのおうちに集金の人が来るってシチュエーションで、「お金がないから銀行行って来ます」ってドアから出て行ってしまった。
そのあと、スクリーンに顔だけせっちゃんの人が危険人物として誰かに狙われるというストーリーの映像が映し出されました。爆発するときのせっちゃんが漫画みたいでかわいかった。
そのお話に見とれてる間に、アリーナ後ろの方でざわめきが、、、
振り返ってみたら、なんと、PAのあたりにミニステージがあってなんとせっちゃんはそこで歌ったのです!
後ろの方の人にも見えるようにという素晴らしい気配り。
13〜16はそのステージで、1曲ずつ方向を変えて歌ってくれました。
このときのギターは白いギターで、「十二月の大阪にぴったりじゃん!」って思ってアメリカのオークションサイトで落札したそうです。

で、ここからメインステージに戻る時は、マイク持って「踊り子さんに触れないでくださーい」って自分で言いながら客席の端っこを通って移動。

白いギターのせっちゃんにうっとりしてる間に、砂浜の設定のところにはドラムセットが。
「彼女は言った」はドラム叩きながらうれしそうに歌ってました。もちろん彼女が欲しいものは「、、、、!!!」

18〜24は立ってギター弾きながら歌ってくれたので、私の場所からも良く見えた。
「BAD TIME BLUES」もかっこよかったし、「I Love Me」のギター弾くところは何回見ても惚れ惚れしちゃう。

アンコールの「アンコール」はしっとりピアノで。
また思ったよ。「せっちゃんと手をつないで月を見ながら散歩したい」って。

このライブCD&DVDが3月に発売されるそうです。
これは絶対買う!せっちゃんのお家、めっちゃステキやったもん。

セットリストも満足。欲を言えば、あのベランダみたいなところで、月に向かって「彼女」を歌って欲しかった。

3時間たっぷり、せっちゃんの魅力を惜しみなく見せてくれました。声も良く出てたし、せっちゃんは最強で最高にかっこいい歌うたいだ。
セットも照明も構成も全部最高だった。1曲1曲が映画のワンシーンみたいで、特別な十二月の夜になりました。悲しい気持ちは消え去ることはないけど、救われた。

歌うせっちゃん見ながら、いろいろ思い出したり考えたり。
アンケートの「斉藤和義にひとこと」ってところに、「絶対長生きしてください!」って書いたのに、出すところわからなくて持って帰って来ちゃったよ。
この世の中に消えてしまって良い命なんてひとつもない。
せっちゃんだけじゃなく、みんな長生きしてください。
私の大好きな人たちはみんな。