生きることは、食べること。

食堂かたつむり

食堂かたつむり

文庫本じゃなくハードカバーの方をずいぶん前に買ったのを忘れてて、もうすぐ映画が公開されるし、その前に読まなきゃと思って読み始めたら、おもしろくて一気に読み終わった。

オッパイ山とか、食堂かたつむりの内装とか、エルメスの毛のつやとか、あと倫子が作るお料理の色とか、いろいろ想像しながら読むのが楽しかった。

お母さんが倫子へ宛てた手紙のところ、うらやましく思いながら泣きながら読んだ。
相手のことを考えて気持ちをこめてお料理しなくちゃなぁ。毎日はたぶんムリ(笑)だけど、たまにはね。
気持ちをこめて作ったらきっと「おいしい」って言葉をもらえるのかも。
うちの男どもはお世辞を言うやつらじゃないからな。
「おいしい」って言われたらきっと調子に乗ってがんばると思う。