PERIDOTS "Echoes & Walls" 2010 @ Umeda AKASO

タカハシさん、お久しぶりです。
ライブを見るのは実に1年ぶりでちょっと緊張。
平日の社会人に優しい7時半開演。そして椅子あり。前の方はまさかの背もたれなしの丸イスでした。

セットリスト
 01.鳥
 02."shoulder"
 03.follow the stars(in your heart)
 04.アイ・ウォント・トゥ・ビー・トビー
 05.話をひとつ
 06.ナッシングイズカミング
 07.Heart to TOE
 08.オールライト
 09.eyes
 10.Smile
 11.労働
 12.リアカー
 13.春風、吹かれたら
 14.どこへ
 EN.
 15.長かった一日が終わろうとしている
 16.秘密
 17.メトロ

基本タカハシさんの弾き語りで、ゲストにピアノ村田さん、ギター光太郎さん。
09は村田さんがピアノを弾いてタカハシさんはハンドマイク。
10、13、17は3人で11と12は光太郎さんとふたり。だったと思う。
前半の弾き語り、タカハシさんおしゃべりでした。1曲やるごとに曲の解説する勢い。
・「follow the stars(in your heart)」はサビ以外はラップで歌おうかと思ったらしい。大人なんでやめたそうです。
・「アイ・ウォント・トゥ・ビー・トビー」の"トビー"はその頃好きだった俳優さんとのダブルミーニング
・「話をひとつ」はやる予定じゃなかったけど、セットリストを決めてる時にスタッフさんがリクエストしてやることになったそうです。スタッフさん、グッジョブ!
・タカハシさんにとって「曲が完成する」ってことは「歌詞ができた」ってことで、You Tubeに立て続けに新曲をアップしたのは、「いい歌詞ができた!」からだそう。その話のあとに歌った「Heart to TOE」の言葉あそびみたいな歌詞で、なぜだかシロップの「バリで死す」を思い出した。
がっちゃんもひとりで歌えばいいのに。絶対聴きにいくのに。
・で、その次が「オールライト」だから、もう私の涙腺崩壊寸前。いろいろ思い出しちゃいました。ペリドッツと出会った頃のこととか。
・「eyes」は圧巻。目を閉じて聴いてたら自分が泡になって溶けて行くような感覚。で、丸イスから転げおちそうになった。(決して寝ていたのではありません)なんだろう。ここ最近のいろんな憂鬱なことから解き放たれて心だけ空を飛んでいるみたいな感じ。
・アンコールの最初の2曲は自分で歌ってても感極まって泣きそうになる曲と紹介しつつ、途中で間違ってやり直すゆるさがステキ。
・本当はこのライブで「○月○日にアルバム発売」って報告したかったらしいけど、ペリドッツなので(笑)遅れてるそうです。準備はいろいろしてるような感じでした。
・こういう中途半端な時期に大阪でライブをやって、たくさんの人が来てくれることをあたりまえとは思ってなくて、本当に感謝してますと、最後にしんみりなMC(若干の笑いをまじえたのは照れ隠しかな?)の後、「メトロ」をやってくれて感無量です。
・タカハシさんの生声はやっぱりすごい!高音はもちろんだけど、低音の太い声が胸にズンズン迫る感じも好き。音楽を続けるってリスナーの私が想像するよりずっとずっと大変なことなんだろうけど、歌い続けて欲しい。1年先でも3年先でも、またライブでタカハシさんの声を聴いて泡になりたい。
・鳴りやまないダブルアンコールの拍手。タカハシさんは感謝の言葉を伝えに出てきてくれました。年内に大阪でもライブをやるそうです。
・次の約束があるってステキなこと。