思へばいと疾し この年月

冷たい雨の降る卒業の日でした。

この間までぽかぽか春みたいな陽気だったのにな。
そういえば次男は小学校も中学校も卒業式は雨だった。

保育園の行事はほとんど土日で、卒園式だけは平日だったかな?
卒園式に始まって、入学式とか参観日とか、子供の行事のために仕事を休むのも今日がたぶん最後。

シンプルな卒業式でした。校長先生の祝辞も授業を受けてるみたいだった。
送辞も答辞もなかったよ。これって校風?
式の後の最後のホームルームも涙はなくて笑ってお別れ。

1番を卒業生が、2番を在校生と先生方が、3番を全員で歌った「仰げば尊し
歌詞を目で追いながら聴いていたらじわじわ涙がこみあげてきた。
日本語って美しい。

  

  仰げば尊し 我が師の恩
  教えの庭にも はや幾とせ
  思えばいと疾し この年月
  今こそ別れめ いざさらば


  互いに睦みし 日頃の恩
  別るる後にも やよ忘るな
  身を立て名をあげ やよ励めよ
  今こそ別れめ いざさらば


  朝夕なれにし 学びの窓
  蛍のともしび 積む白雪
  忘るる間ぞなき ゆく年月
  今こそ別れめ いざさらば

その後、野球部のお母さんでランチ。みんな発表待ちでほとんど全員進路がまだ決まってません(笑)
親は一生親なんだろうけど、子供の高校卒業は親にとっても大きな節目。
体育館が寒すぎて肩に力が入って体力消耗した最後の卒業式でした。