peridots "Echoes & Walls" 2011@ART COMPLEX 1928

七夕前夜の雨の京都で、5年前の七夕の日の感動ふたたび。いや超えたかも?


ART COMPLEX、初めて行ったけど、とてもとてもステキな空間でした。
こちら見てください。
ここに椅子がギッシリ並んでて、夜なのでもちろん場内は暗くて、照明も暗めでアートな感じですごく雰囲気のよいところでした。音の響きもとてもよかったです。"Echoes & Walls"ってツアータイトルにピッタリな場所でした。

 01.話を一つ
 02.Tokyo to Tokyo
 03.Raining,raining
 04.“shoulder”
 05.誰も音楽なんて聴いていない
 06.急に石が飛んできて / Rhapsody Falls / 罪
 07.Follow the stars (in your heart)
 08.メトロ
 09.freesia
 10.Miracles at night
 11.異常気象
 12.夜のページ
 13.Smile
 14.andante
 15.リアカー
 16.ライフワーク
 EN.
 17.春風、吹かれたら
 18.労働

・前半、タカハシさんひとりでギターで弾き語り。いつも弾き語りだと、雄弁なタカハシさんですが、MCは少なめでした。
・去年から始めた"Echoes & Walls"ツアーは悔いが残るものだったので、今回はバンドと同じぐらいの破壊力を表現したいと思ってがんばって練習したそうです。
・でもそのMCの後にやった「メトロ」でちょっと間違っちゃったりして。("すごい難しい曲をやる前に練習したって言って失敗した"と後でくやしがってました。)
・新旧入り混じったセットリスト、このツアー4本ともセットリスト変えてるみたいですね。この日は歌詞に"雨"が出てくる曲が多かった。狙ったのか偶然なのか。雨の夜、あの場所で"Raining,raining"を聴けたことがうれしかった。
ペリドッツチャンネルで聴いたことはあるけど、ライブで聴くのは初めてな曲、まったく初めてな曲、それから久しぶりにライブで聴いた曲。聴く私もなんだか気づいたらすごく力が入ってて、握りしめた手を何度もゆるめる努力をしました。テニス肘が治りきらない左腕が、タカハシさんが歌いあげるたびにズキズキ疼くんだもん。もしかしてこの肘の痛みはライブが原因だったりして。
・音源化されてない名曲がいっぱいあるな。アルバム作るらしいけど、どの曲が選ばれるんだろう?
・ライブ中何度も思ったこと。体内に声の大きさ調節できるボリュームが仕組まれてるんじゃないか?体内にエフェクター装着してるんじゃないか?とかとか。あのきれいなファルセット、唯一無二。透き通るようにきれいで弱々しくなくて、ピンと張りつめてて、蜘蛛の糸みたい。
・10〜16と"労働"は村田さんのピアノも参加。
・"夜のページ"聴きながら眠ってしまいたいと思った心地よさ。そのあとの"Smile"のピアノとタカハシさんの声と、それから歌詞がすごく沁みて涙がこぼれそうになった。
・本編最後の"ライフワーク"は聴いてくれる人をイメージして作った曲ですと紹介。ハンドマイクで力強く歌いあげました。鳴りやまない拍手。座ってたけど気持ちはスタンディングオベーション
・アンコールの1曲目。「ツアーで初めてやる、季節はずれで、人気がそんなにない曲」と紹介。で、歌い終わってから、「この曲をいまやった意味を考えてください。宿題です」だって。
聴いてる時に「そういうことなのかなー」って私なりに感じたこと。帰ってから、もう一度YOU TUBEで復習したけど、「やっぱりそうなのかなー」って。思ったことはここには書かないけど、タカハシさんは答えを教えてくれるのかな?でも音楽って「こういう意味として聴かなきゃいけない」ものではないから、答えはきっとひとつじゃないんだと思う。「愛しい」って言葉ひとつにしても、そこから思い出す人は恋人だったり家族だったり、人それぞれだと思う。この日のライブ中、そういうことをずーっと考えながら聴いていました。
・余韻は家に帰ってからじわじわと込みあげて来て、ペリドッツチャンネルに入り浸り(笑) タカハシさん、すごい破壊力。



*追記
会場の雰囲気は、タカハシさんのブログの写真がわかりやすいかも。
http://sl0wdance.blogspot.com/
達成感はあるけど、達成してないって、、(笑)