FM802 MIDNIGHT GARAGE presents ホームルーム 〜Shinsaibashi CLUB QUATTRO 20th Anniversary〜@心斎橋クラブクアトロ

杉瀬陽子(O.A.)/メレンゲ/セカイイチ/初恋の嵐(ゲストボーカル:曽我部恵一、岩崎慧(セカイイチ)、クボケンジ(メレンゲ)、堂島孝平)

MIDNIGHT GARAGE10周年の記念イベント。9年ぶりに初恋の嵐がライブをするって!
って言っても、私はライブを見たことがなくって、初恋の嵐に出会った時はもう西山くんは遠いところへ行ってしまっていたのです。
それにしてもさすがなメンツです。土井ちゃん、ありがとう!


杉瀬陽子(O.A.)

子守り唄/ルーシー/瞬きする間にサヨウナラ

1曲目はギター、あとはピアノで弾き語り。アルバム「音画」からの曲でした。
CDももちろん良いんだけど、杉瀬さんの声は生で聴くと本当に良い。彼女が歌い出した途端にゾワーって鳥肌が立つ。
歌の上手な人はたくさんいるけど、杉瀬さんはわたしの中では「ただ歌が上手な人」じゃなくて、その魅力はうまく説明できないけど、ライブを見たらきっとわかると思います。


メレンゲ

旅人/ムーンライト/タイムマシーンについて/バンドワゴン(新曲)/アルカディア/火の鳥

サポートギターが達身さんで、キーボードは皆川さん。
皆川さんがいるメレンゲを見るのは本当に久しぶり!皆川さんのキーボード、やっぱりいいなぁ。
クボくんは、「心斎橋のクアトロは9月でつぶれてしまうので、、」(つぶれるんじゃなくて心斎橋パルコが老朽化したため解体するので9月いっぱいで閉店)って言って、ツヨシくんに「言葉を選ぼうね」って注意されてた。(笑)
初恋の嵐」のこと、クボくんは昔から好きで「いつか対バンするだろう」と思ってたけど、西山くんには会ったことなくて、いろいろ話したかったなぁって残念そうに言ってました。そのMCの後気持ちのこもった「タイムマシーンについて」
あー、ほんとにね、タイムマシーンがあればいいのにねって、しょっちゅう思ってる。
次の10月のワンマンの宣伝してました。「みんな来ないともう俺たち来ないよ」だって(笑)



セカイイチ

曲は知らなくてもテンションあがるライブをいつも見せてくれます。
慧くんの"初恋の嵐"の思い出。
セカイイチがまだ3人だった頃、名古屋のライブにO.A.でセカイイチが出た時に、西山くんが「良かったです」って声をかけてくれて握手したことがすごくうれしかったそうです。


初恋の嵐

初恋の嵐:隅倉弘至(ba)、鈴木正敏(dr)
サポート:木暮晋也(g)、中森泰弘(g)、玉川裕高(g)、高野勲(key)
ゲストボーカル:曽我部恵一、岩崎慧(セカイイチ)、クボケンジ(メレンゲ)、堂島孝平

初恋の嵐のメンバー+アルバム制作にかかわった人たちの演奏に、ゲストボーカルが2曲ずつ歌ってくれた。

慧くん→「涙の旅路」と「Untitled」
クボくん→「初恋に捧ぐ」「good-bye」
堂島くん→「君の名前を呼べば」「nothin'」
曽我部さん→「星空のバラード」「真夏の夜の事」

音楽って色褪せないしいつまでも生き続けてるんだなーってしみじみ思った。
ゲストボーカルのみなさん、大切に歌ってるって気持ちが伝わって来たし、熱のこもった演奏も、たどたどしい隅倉さんのMCも、どこを切り取っても忘れられないライブになりました。

クボくんが歌った「good-bye」はアルバムはデモ音源からVoとって録音したから、ライブでは初披露だそうです。
クボくん高音がかなりきつそうだった(笑)けど、「この曲をクボくんが歌ってくれたらなー」と思ってたので、願いがかなってうれしい。

曽我部さんの「真夏の夜の事」は素晴らしかったです。

ゲストボーカルが入れ替わる時に客席からの大きな拍手が起こって、そのあとステージの袖から遅れて聞える拍手が微笑ましかった。

転換中に流れていた曲もガレージっぽくて良かったです。
最後の土井ちゃんの挨拶にじーんとなった。「音楽は消費されるものではない。大切に聴いてほしい」って。
そこへ突然登場の、初恋の嵐のお二人。今日のライブへの感謝の気持ちを伝えてくれました。
「できたら今日一度だけじゃなく、これからも」という言葉がありました。

たくさんの人に「初恋の嵐」の音楽が届きますように。