スネオヘアー TOUR 2011「スネオツアー」@心斎橋JANUS

バンドスタイルのスネオのライブを見るのは久しぶりでした。


Vocal&Guitar:スネオヘアー
Guitar:松江 潤(誰でもエスパー/SPOOZYS)
Bass:田中 貴(サニーデイ・サービス
Drums:原"GEN"秀樹(NORTHERN BRIGHT/SCOTT GOES FOR)
Keyboards:田中大介(ex.cool drive makers

 01.期待ハズレの空模様
 02.笑顔の数
 03.逆様ブリッジ
 04.空想します
 05.電話
 06.微熱
 07.団欒
 08.シャボン
 09.赤いコート
 10.スカート
 11.JET
 12.眠りにつく頃
 13.秘密
 14.メールして
 15.さらり
 16.いいでしょ
 EN.
 17.セイコウトウテイ
 18.バースデー
 19.headphone music

バンドメンバーさんはツアーTシャツ着用。スネオは白のシャツに黒のパンツ、黒い帽子をかぶってました。
スネオも含め、みなさんの前には譜面台が。
演奏中はスネオは目を閉じて歌ってることが多かったです。演奏も歌もとてもていねいな感じでした。
9月にリリースされたアルバム「スネオヘアー」の曲中心で、バンド編成だけどとてもゆったりしたライブでした。
ギター掻きならしてモニターの上に立ってお客さん煽って、、、なんてことはもうやらないのかな?
40歳になったって言ってた。いろいろなことあってたどり着いた位置が今なのかもしれない。
MCでもそんな感じのこと言ってた。
久しぶりにフルアルバム出して、大して売れてないのに、「まだあいついるよね」ってすごいことだって。「いる」ってことは大事だよねって。長くやって行く中で通してひとつの作品になっていくのを見てほしいというようなことを言ってた。
自分が関わりを持ってるところでいろいろ感じてやって行きたい。
自分の曲にメッセージはあるけど「こうしなさい」とは言えない。日常を感じてそれを伝えたいというようなことも。
それから「戻れる場所があるのはいい」って言ってて、「スネオヘアーのライブがみんなが戻って来れる場所になればいい」というようなことも言ってました。
なんだか大人になったなー。って上から目線(笑)
スネオヘアーという木に刻まれた年輪を見せてもらったような気がする。そんなライブでした。


「逆様ブリッジ」のアレンジがボサノバ調でちょっと拍子抜けした。アンコールの「セイコウトウテイ」もそんなアレンジだった。「スカート」から「JET」の流れが良かったかな。昔の曲の方が体(というか耳)に馴染んでいるのは当たり前なことだけど「あーこれだー!!」って思ってしまう。
「メールして」の松江さんとスネーのギターの掛け合いがとてもステキでした。キラキラした音。


MCは相変わらずおもしろかったです。
ツアー中なのに日程に隙間があって、お菓子ばっか食べてて太りそうとか。最近岸辺シローの気持ちがよくわかるとか。
メンバー紹介する時、ゲンくんのことを「元ツーカーズ」と言って、会場の反応の薄さに愕然としてた。
関西では通じないネタだったみたい。スネオがYOU TUBEで見たって言ってたから検索してみたら見つかった。


時間は流れて、自分も年をとってるし、同じ場所にとどまり続けることなんて不可能なんだから、「昔みたいなライブはもう見れない」なーんて文句いうのは間違ってるんだ。でも「昔のライブ、こうだったよね」って思い出してなつかしむのは間違ってない。