県庁おもてなし課

フリーライブと迷ったあげく、レディースデーなので映画を選択。
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高知県庁・観光部に観光促進を目的とする“おもてなし課“が発足。だが、事なかれ主義の体質が抜けない職員たちは、斬新な企画を打ち出すこともなく、毎日なんとなく仕事をこなしていた。そんな“おもてなし課“の中で、やる気はあるが空気の読めない若き職員・掛水史貴(錦戸亮)は、県出身の小説家・吉門喬介(高良健吾)に観光特使就任を要請するが、役所仕事と民間感覚のズレを厳しく指摘されてしまう。毒舌家だが言っていることは当を得ている吉門は、掛水に「県庁外部から女性を雇うこと」、そして「以前『パンダ誘致論』を展開して県庁を追われた伝説の元職員・清遠和政(船越英一郎)に接触を試みること」をアドバイスする。掛水は、民間感覚と柔軟な発想力を兼ね備えたアルバイト・明神多紀(堀北真希)を雇い、清遠の大胆な発想とアドバイスを求め、彼の経営する民宿を訪ねる。しかし、その民宿で掛水は、実質民宿を切り盛りしている清遠の娘・佐和(関めぐみ)からいきなりバケツの水を掛けられてしまうのだった。なにか事情があるらしい吉門と佐和の関係が明らかになっていく中、やがて高知県全土を巻き込んだ“おもてなし課“の計画が動き始める……。

観光特使を地元出身の作家・吉門に依頼していろいろダメ出しされるやりとり、原作でかなり好きな部分だったんだけど、ものすごくショートカットされてました。
でも、原作ではわからない高知の壮大な自然が映像で見るとやっぱりすごいなーって思った。高知県、行ってみたいにゃー。
土佐弁ってやっぱりかわいいよね。特に女の子がつかうとかわいい!(正しいイントネーションなのか私にはわからないけど。笑)

吉門役の高良くん、「ちょっと若すぎじゃない?」って思ったけど、いい感じでした。
お父さんに「あんたの娘をくれ」って言う時の目が良かった!しかも白シャツにカーディガンでさ。心の中で「キャーキャー」叫んでました。

吉門がテレビ番組に出るシーンで、並んでた吉門作品のタイトルと表紙が有川浩作品に似せてあってそこがすごくツボでした。
あとエンドロールでほんものの「おもてなし課」のみなさん、そして高知県のみなさんの笑顔のおもてなしが良かったです。