清竜人"WORLD TOUR"@心斎橋クラブクアトロ

2010年4月23日(金)、清竜人くんのワンマンに初めて行って来た。
仕事終わって6時40分ぐらいに着いたらすでに人がいっぱい。
若い女の子がやっぱり多かったけど、年齢層は幅広い感じ。
お母さんに連れられた小学生ぐらいの女の子もいた。地元だからかな?
15分ぐらい遅れて開演。
私の位置からは清竜人くんとベースのTokieさんしか見えず。
ドラムはASA-CHANG、ギターは山本タカシさん。
清竜人くんは"WORLD"のジャケットみたいなカラフルなTシャツ。Tokieさんも同じようなカラフルなキャミソールのワンピースを着てました。
開演前に流れてた音楽がそのままボリューム大きくなって、客電が落ちてライブスタート。


「痛いよ」で清竜人くんにはまった私ですが、アルバム聴くと他の曲も良い!
独特の世界観。そしてそれは音源で聴くよりもライブで聴くとさらに強く伝わって来る。
やさしくて強い歌を歌う人だった。
音源で聴いてる時は心にひっかからなかった言葉に、ドキっとなる瞬間がたくさんあった。

「がんばろう」の歌詞が突き刺さって、じわーっと目から液体が出て胸が痛いよ。

口では何とでも 言えるじゃないかよって きれいごと言うなよって きっとおもうだろうけど
何度でも言うよ がんばろうって言うよ 踏ん張ろうって歌うよ 胸に届くまで

  がんばろう/清竜人

それから「風もバラも雪もぼくも」では感動のあまり全身フリーズ。
まばたきするのももったいないと思って、立ち尽くして歌う人をじっと見つめてた。

お客さんはじっと聴き入ってる人が多かった。アップテンポな曲では軽く体を揺らしたり、手拍子が自然に起こったり。
MCは苦手のようで、「清竜人です。えー、えー、えー、一生懸命歌います。」を2回。それから、「○○という曲を歌います」って何回か曲名を紹介したぐらい。
本編で、「次が最後の曲です」って言った時、お客さんが「えーっ!」って言ったら、「すいません」と謝ったりして、歌ってる時と別人みたい。
アンコールの3曲目終わった後、「ありがとうございました。感激してます。」ってハンドマイクでごあいさつ。客席から「ありがとう」って声が出て、「こちらこそ」って答える姿にほっこりあたたかい気持ちになった。
「僕は地元が大阪なので、お正月三が日ぐらいは帰省してると思うので、見かけたら声をかけてください」
と言ったあと、逃げるみたいにステージからいなくなった。

気持を持っていかれちゃったなぁ。この感じはなんだか久しぶり。「いいライブだった」ってしみじみ思えた。
まだ20歳。
この先どんな風になるのかなぁ。強さと潔さと純粋さ、いつまでも持ち続けて欲しい。

 セットリスト
 01.ワールド
 02.ヘルプミー・ヘルプミー・ヘルプミー
 03.マイ☆スター
 04.素晴らしい
 05.Morning Sun
 06.それぞれそれぞれ
 07.マドモアゼル
 08.ジョイフル
 09.がんばろう
 10.ジョン・L・フライの嘘
 11.あくま
 12.痛いよ
 13.偉い偉いさんのボタン
 14.ウェンディ
 EN.
 15.悲システム
 16.風もバラも雪もぼくも
 17.ラヴ (弾き語り)

しばらく他の音楽聴きたくなくなってしまって、21日に買ったCD(シングル3枚とアルバム1枚)はまだ封を開けることすらしていません。