マザーウォーター

京都シネマで観賞。終わってから舞台挨拶があった。
かもめ食堂」「メガネ」「プール」の流れを組むオール京都ロケの作品。
この作品が一番好きかも。
公式HP
マコトさん(もたいさん)とジンくん(永山くん)のシーンがほほえましかった。
ジンくんに無茶振りするマコトさん(笑)
それからヤマノハさん(加瀬くん)の最初のシーン、「プール」を思い出させるこけっぷりで個人的に大爆笑。
あと、映画を通して聴こえる"音"がステキでした。
風の音、水が流れる音、ビーフカツサンドをかじる音、マドラスで水割りを混ぜる音、コーヒー豆を挽く音、銭湯の音、大豆を洗う音。
本当の自分って自分ではわからないものなのかも。人と繋がることによって気づく自分ってあるんだなぁ。人はひとりでは生きて行けないものなのだ。流れる水がきれいなように、同じところに留まっていたらだめなんだろうか?気持ちだけでも前にすすまないとにごってしまうのかも。なかなか前にすすめない時はやっぱり誰かが背中をポーンって押してくれるといい。みんなあちこちから京都にたどりついたってことらしいけど、ひとりぐらい京都の人がいても良かったのになぁ。京都弁が似合いそうな人、、、オトメさん(光石さん)とかどうでしょうか?
あ、そういえば、ポプラくんは京都市在住の男の子らしいので、彼のセリフは京都弁だったのかもしれない。
見たことのある風景と、おいしそうな食べ物とそれから子供の笑顔。あったかい映画でした。
とりあえず、ロケ地巡りをしよう。
銭湯は家からかなり近い。散歩人となってあちこち歩きまわりたい。
それから、4作品のおいしそうなお料理のレシピ本。買わなくっちゃ。「プール」の揚げバナナを食べてみたいっす。

飯島風

飯島風

上映後、舞台挨拶。小林聡美さん(セツコ)、もたいまさこさん(マコト)、小泉今日子さん(タカコ)の3人。
3人とも華奢で小柄。
桜が咲く頃までの1カ月京都でロケをした時のことを話してくれました。
もたいさんはお買いものするのが好きで、おいしい和菓子を見つけては、いろんな人に送ったりした。京都の町を歩いていると市川美可子さんとよくすれ違ったそうです。市川さんはおいしいパンにはまったらしい。小林さんは、ホテルの部屋が殺風景だったので、錦市場で鉢を買って部屋に飾ってお水をやったりしてたそうです。そこにすかさず、もたいさんが「名前も知らない花なのにねー」って絶妙のツッコミ入れて、チームワークの強さを感じました。
キョンキョンは出不精なのであんまり出かけたりはしなかったそうです。そしてまさかの加瀬情報(笑)
加瀬くんは三月書房や恵文社に良く行ってたらしい。本が好きなんだって。永山くんはスタッフとクラブに行ったりしてたそうで、さすがの20代って言われてました。
この日の舞台挨拶は2回あって、私が観た回は上映後で、その次は上映前。映画のシーンを思い出しながらみなさんのお話をいろいろ聞けて良かったです。

オトメ湯ののれんが、京都シネマに飾られていました。