中学生円山

せっかくなので映画の梯子。みなみ会館から自転車で5分のTジョイ京都へ。

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少年メリケンサック」(2009)以来4年ぶりとなる宮藤官九郎の監督作。主演に「SMAP」の草磲剛を迎え、エッチな妄想ばかりしている中学生男子が、同じ団地に引越してきた謎のシングルファーザーとの出会いから成長していく姿を描く。ごく平凡な家族に囲まれて育った少年・円山克也は、思春期真っ盛りの中学2年生。あるエロい目的を達成するため、極限まで身体を柔らかくする「自主トレ」を密かな日課にしていた。そんなある日、団地の上の階に謎めいたシングルファーザーの下井辰夫が引越してくる。ほどなくして団地のそばで殺人事件が起こり、克也は下井の正体が殺し屋だという妄想を始めるが……。


円山の妄想が膨らみすぎて最初ちょっとひきました(笑)
エンケンさん演じる井上のおじいちゃんが、ギター掻き鳴らすあたりからおもしろくなってきた。あかねちゃんの最初の彼氏が井上のおじいちゃんって、、、
あと坂井真紀とヤン・イクチュンの絡みがよかった。あれは妄想ではないんだよね。憧れの俳優さんが、電気屋さんになってたらそりゃ何回も呼びつけますよ(笑)
バカバカしいんだけど、登場人物たちが抱える心の闇も描かれてたりして、クドカンワールド炸裂でした。

私の席の後ろにいた中学生男子グループ、上映中椅子蹴ったり、大声でおしゃべりしたりマナーが悪くて最悪。観終わったあと、「俺の2時間返して」って言ってた。円山の妄想には共感できなかったみたいです。中学生男子がみんなあんな妄想にとりつかれてるわけではないってことね(笑)