仮面チャウダー Vol.1 〜YAJIO CRAZY〜@Zepp Namba

奥田民生 / 斉藤和義 / YO-KING/吉井和哉

このイベントが告知された時、

本公演は通常のライブイベントとは異なり、このイベントならではの特殊な演出でお送りする為 各アーティストそれぞれの楽曲は演奏しない可能性があります。
それらをご理解いただいた上チケットのご購入をお願いいたします。
公演内容につきましてはノークレーム・ノーリターンとなりますことを予めご了承下さい。

という但し書きがあり、おびえながらチケット購入しました(笑)
でも発表されたアーティスト、かなり豪華なメンツだし、みんなスキル高いし、仲良しだし(笑)、きっと楽しいことやってくれると思ってちょっとだけ期待して会場へ。今回、番号が結構良かったので、いつもは絶対行かないエリアに行ってみました。

貴重なイベントだったので、この先かなり長いです。



このイベントのテーマ「チャウ大附属脂身高等学校」ってことで、整理券番号=出席番号、入場=登校、客席は1Fが体育館で2階席は参観席という名称になってました。
私たちお客さんは新入生で、出演者は先輩(2年C組)、プラムチャウダーの梅木さん(←今回だけ"さん"付け)が校長先生。
まず、校長先生のお話を聞いて、みんなでアブ高の校歌斉唱(笑)




[ホームルーム]
ステージのスクリーンに2−Cの教室が映し出されました。そこにいるのはステキな先輩たち。
学級委員の奥田くん、掃除係の斉藤くん、生き物係のYOくん、そしてワル担当の和哉。
みんな詰襟の学生服姿です。一番気合い入ってたのは和哉先輩で、短ランにツータック、袖を折り返してインナーの赤いTシャツ見せてました。YOくんは、色つきメガネかけてる時点で高校生らしくないし、学級委員はヒゲはやしてるし、せっちゃんは他の3人に押され気味で(笑)、「あんな男子いたよなー」って雰囲気でした。
クレームを減らすために、最初に自分たちの曲を2曲ずつ歌うってのがホームルーム。順番はくじびきで決めてました。奥田くん→和哉くん→YOくん→斉藤くんという順番。

 ・奥田くん:THE STANDARD/イージュー☆ライダー
   センターマイクの高さが吉井さんに合わせてあったらしく、高さが合わないことをアピールしていたw
   そして顔赤かった。飲まなきゃやってられないそうです。
 ・和哉くん:TALI/JAM
   最初にマイクが低いとアピール。そして制服自慢。新入生指さして、「目がハートになってるよw」
   吉井さんはエレキギターだった。弾き語りとか普段やらないから緊張するって。
 ・YOくん:どかーん/Hey!みんな元気かい?
   マイクが高いとアピール。
   ハーモニカホルダーつけるだけで、新入生の歓声があがって、うれしそうだった。
   YO「右しめます」 新入生「うぉーーーーー」みたいなやりとり
 ・斉藤くん:歌うたいのバラッド/歩いて帰ろう
   斉藤くんも顔赤かったです。学級委員に「飲め」とすすめられたらしい。
   前日、ライブだったので声がガラガラですって言いつつ、「ここはベタな感じみたいなんで」とまさかの歌うたい。
   新入生の私たちうっとりでした。

教室に帰った斉藤くんは、「歌うたい〜すごいね。すごいね」と他のクラスメートに絶賛されてた。
 
ホームルーム、これで終わりかと思ったら、転校生がやってきた。転校生はなんと金髪のトータスくん!!
お互いツアーで来てる札幌で斉藤くんとトータスくんが飲んでるときに、「俺呼ばれてない」「じゃあ来れば」って話になって前日に決まったらしい。そしてもちろん転校生も歌ってくれました。
 ・トータスくん:バンザイ
   トータスくんは自分の楽器持って来てなかった(ほんまに急に決まったんですね)ので、斉藤くんからJ45を、YOくんからハーモニカホルダーを借りて演奏してました。

学級委員が1時間目の先生を紹介、「国語の岡本ハマ八先生でーす」って出てきたのは、OKAMOTO'Sのハマ・オカモトくん。金八先生のコスプレ姿で登場!! 

[1時間目:国語]
まず、ハマ八先生が出席をとりました。「奥田、YO、和哉、斉藤さん」ってなぜかせっちゃんだけさん付(笑)
吉井さん、悪い生徒に成りきってて、授業中なのに雑誌Tarzanを広げたりしてその度に先生に「和哉!」と注意される役割。
授業ってのは、エンピツ型の2種類のサイコロを振って、ステージに出る人を決めるというものでした。で、ステージで何やるかっていうと、なんとカラオケ!ここからがグダグダの始まりです。
1時間目、ステージに立てた運のいい人は
  ・トータスくん:テーマ「女性アイドル」で「赤いスイートピー
  ・YOくん:テーマ「カラオケの十八番」で「じょいふる」
トータスくんはキーをコントロールしながらかなり真面目に歌ってました。YOくんはお客さんに「いきものがかり」って言われて「完璧に歌える!」と言ってたけど、実は知らなかったんですね。ノリでごまかしながら会場を盛り上げてました。


1時間目終わって、学級委員が2時間目の先生を紹介。「小動物研究会の草野先生」という言葉に耳を疑った。「うそやろ、うそやろー!!まじか、まじか???」を連発する私。出てきたのは白衣をまとった草野マサムネ先生でした。

[2時間目:生物]
新入生の歓声がすごすぎて、教室でモゴモゴしゃべってる草野先生の声が聞こえないww その後も生徒たちの声がうるさくて草野先生の授業聞きとりにくいww 黒板に図を書いて「細胞核がー」とか「ミトコンドリアがー」とか一応授業らしきこともやってました。授業の内容は国語と同じでした。
  ・YOくん:テーマ「女性アイドル」でふたたび「じょいふる」ww
  ・YOくん:テーマ「リクエスト」で3度目の「じょいふる」(カラオケなし)
  ・奥田くん:テーマ「マッチ」で「ギンギラギンにさりげなく」ちょっとモノマネ入ってましたw
  ・和哉くん:テーマ「たのきんトリオ」で「哀愁デイト」振りつき、モノマネつき。吉井さん、自由すぎておもしろい!

草野先生の授業終了。最後に、「次はIPS細胞について授業します、、、」なんて言ってました。



ここで、お昼休みという設定の生映像が映ってました。
胸像に扮した梅木さんを生徒たちが雑巾でふいたり水かけたりするっていうやつ。斉藤くんはタバコ吸ってましたー!!ダメじゃん。



[3時間目:保健体育]
ポリのフミ先生。サイコロがひとつ増えて、ステージにたつ人数も決めることになりました。
  ・奥田くん:テーマ「デビュー曲」で「Maybe Blue」
    新入生大喜び!!カラオケではなく弾き語りで「Maybe Blue」歌ってくれました。感激!!
  ・和哉くん、YOくん、斉藤くん:テーマ「リクエスト」で「LOVE LOVE SHOW」
    YOくんはドラム、斉藤くんはギターをあてぶり。そしてカラオケはご本人映像という豪華さ!
    吉井さんがせっちゃんのこと「せつこ」って呼んでたww
  ・トータスくん、斉藤くん、奥田くん:テーマ「女性アイドル」で「年下の男の子」
    これも本人映像で、振りもしっかりやってました。特に奥田くんが楽しそうだった。


[4時間目:英語]
フラカンのグレート前川先生。グレートティーチャーオーバーオールで「GTO」!!
他の先生は衣装を用意してもらってたのに自分だけ自前のオーバーオールだと怒ってた。
I have a dream」って黒板に書いて英語の授業。「猪木になりたい」ってみんなで「1、2、3、ダー!」ってやったり「ジャイアント馬場になりたい」って斉藤くんに馬場さんのモノマネ振ったり、めっちゃがんばってた。YOくんに「先生、声はりすぎです」と注意されてました。
職員会議の結果、巻きですすんで来てるらしいので、英語の授業はちょっと長めで、ミラクルでした!
(順番あやしい)

  ・斉藤くん:テーマ「先生とデュエット」でスピッツの「ロビンソン」
    これ、「先生とでいいの?」ってGTOが言った時にせっちゃんが、「生物の草野先生も呼んで」と言って職員室から草野先生を呼び出し、ムリヤリステージに連れて行った。マサムネは「ステージに出なくていい」という条件でこの仕事を受けたらしくて、「話が違う、リハもやってないしムリ。歌いたいっていったのは斉藤くんでしょ!」とちょっと怒りながらせっちゃんを責めてました。「いや自分が聴いてみたかったんです」とノラリクラリとかわすせっちゃん。
結局、せっちゃんがドラムでマエさんはベースのあてぶり、マサムネがせっちゃんのJ45を弾いての「ロビンソン」が始まりました。2番はせっちゃんが歌ったんだけど、カンペの「抱き上げて」を「泡上げて」って読み間違って、マサムネが爆笑してた。
そして高音のところ、「声高い〜」って言ってました。斉藤くん、かわいすぎ。
  ・トータスくん:テーマ「デビュー曲」だったかな?転校生1曲しか歌わせてもらってないから行けみたいな流れだったような気がする。「デビュー曲なんか知らんやろ?」ってことで、「大阪ストラット」を歌詞変えて歌ってくれました。それから「ええねん!」も。
  ・奥田くん:テーマ「自分以外の曲」で斉藤和義の「ずっと好きだった」
    民生さん、引き出しにいろんなものが詰まってるんですねー。
  ・トータスくん:テーマ「自分以外の曲」で斉藤和義の「月光」
    歌ったことないけど、って言いながら歌ってくれた。歌詞書いた紙と鉛筆持って登場。準備してたのかな。
    ハープもありでした。ドラマに出演したはったもんね。せっちゃん、すごいなー。みんなに愛されてるなー。
最後、学級委員が、「グレートマエカワ」と「ジャンピングジャックフラッシュ」しか書いてないサイコロを振って、2−C生徒とGTOによるバンド演奏。
  Vo:グレート前川
  G :奥田民生YO-KINGトータス松本
  Ba:吉井和哉
  Dr:斉藤和義
マエさん、ミックジャガーのコスプレで、ロンゲのカツラかぶっててミックジャガーになりきってました。

これでこの日の授業は終わり。
アンコールは放課後、ジャンケンで負けた人がカバン持たされるってやつで5人が登場。負けたのは2回とも斉藤くんでした。
40を軽く超えたおっさんたちが、制服姿に高校生になりきって全力で遊んでるのすごいと思いました。
「無事終わって良かった」という奥田くん。学級委員としてクラスをまとめてたもんね。お疲れさまでした。
和哉くんは「来年もやりたいね」って言ってたけど、あるのかなー、もちろんやって欲しいけど、きっと次あったらチケットとるのすごく大変になりそう。生徒ももうちょっと増やしたいって奥田くんが言ってたけど、このイベントに参加できる力のある人、なかなかいませんよねー。草野くんは生徒としては絶対ムリそうだし(笑)

バンド演奏で、やってくれたのは「やさしくなりたい」
いやーん。うっそー。せっちゃん、出世したよね。こういう場面で、せっちゃんの曲が選ばれるなんてさー。
そして、もう1曲、「学園天国」をみんなで大合唱して終了!


これで終わりだと思ってたらダブルアンコありました。
あ、アンコールでは先生達もステージに出てきてくれましたが、草野先生は仕事の都合で、先に帰ってしまったそうです。マネキンに白衣着せて、顔だけマサムネの物体が代役で登場。
アンコールはカラオケで(笑)「We are the world
トータスくんが、「さっきバンドでいい感じやったのになんでカラオケ?」ってツッコミ入れてて、YOくんが「それがこのイベントだから」とフォロー。これもご本人映像で、みんなビミョーなモノマネ織り込むし、大爆笑でイベント終了。じゃなくて下校時間。

エンドロールのBGMはラジオ体操だった。無事進級してまたゆかいな先輩とステキな先生達に会いたいなぁ。
スタッフのみなさん、出演者のみなさんの本気の遊び心に脱帽です。
4時間近くずーっと笑いっぱなし。楽しくて夢のような学園生活でした。
ロックロックのスピンオフのようなイベントだったけど本家よりこっちの方が、、、以下自粛。


あ、最後にみんなでもう一回校歌斉唱したけど、どこで歌ったのかきれいに記憶が抜け落ちています。

吉井さんのFBにクラス写真、ハマくんがツイッターに先生達の集合写真をアップされてたので、検索してみてください。